docker diff

参考

docker container diff <container_diff

説明

コンテナのファイルシステム上で、ファイルやディレクトリの変更を調査します。

使い方

$ docker diff CONTAINER

補足説明

コンテナを作成後、コンテナのファイルシステム上で、変更したファイルやディレクトリの一覧を表示します。3つの異なる変更を追跡します。

記号

説明

A

ファイルまたはディレクトリが 追加(added) された

D

ファイルまたはディレクトリが 削除(deleted) された

C

ファイルまたはディレクトリが 変更(changed) された

利用できるのは、コンテナ ID の全て、もしくは短縮形、あるいは docker run --name オプションで設定したコンテナ名です。

コマンドの使用例は、以下の 使用例のセクション をご覧ください。

使用例

nginx コンテナに対する変更を調査します:

$ docker diff 1fdfd1f54c1b
C /dev
C /dev/console
C /dev/core
C /dev/stdout
C /dev/fd
C /dev/ptmx
C /dev/stderr
C /dev/stdin
C /run
A /run/nginx.pid
C /var/lib/nginx/tmp
A /var/lib/nginx/tmp/client_body
A /var/lib/nginx/tmp/fastcgi
A /var/lib/nginx/tmp/proxy
A /var/lib/nginx/tmp/scgi
A /var/lib/nginx/tmp/uwsgi
C /var/log/nginx
A /var/log/nginx/access.log
A /var/log/nginx/error.log

親コマンド

コマンド

説明

docker

Docker CLI の基本コマンド