廃止機能

以下は廃止された機能の一覧です。

docker login-e および --email フラグ

廃止リリース:v1.11

削除目標リリース:v1.13

docker login コマンドから、ユーザ名が指定されなかった場合に、対象レジストリのアカウントに自動で関連づける機能が削除されます。この変更に伴い email フラグは必要ではなくなり、将来的に廃止します。

--security-opt フラグでキーと値の分割にコロン・セパレータ( : )を使えなくなります。これは --storage-opt のような他のフラグと同様、イコール記号( = )で指定することになります。

イベント API における不明確なフィールド

廃止リリース:v1.10

イベント API をより優れた構造にするため、 IDStatusFrom フィールドを廃止しました。新しいフォーマットに関してはイベント API のドキュメントをご覧ください。

docker tag-f フラグ

廃止リリース:v1.10

削除目標リリース:v1.12

様々な docker コマンド間でタグの付け方を統一するため、 docker tag コマンドの -f フラグを廃止しました。イメージのタグを別のものに変えるとき、 -f オプションの指定は不要です。また、対象のタグが既に利用中であれば、 docker コマンドに -f フラグが無くてもエラーになりません。

API による HostConfig を使ったコンテナ開始

廃止リリース:v1.10

削除目標リリース:v1.12

POST /containers/{name}/start における HostConfig の指定は、コンテナ作成時の定義 ( POST /containers/create )に置き換えられました。

Docker ps の「before」「since」オプション

**廃止リリース: v1.10.0 **

削除目標リリース:v1.12

docker ps --beforedocker ps --since オプションを廃止しました。代わりに docker ps --filter=before=...docker ps --filter=since=... をお使いください。

コマンドラインの短縮オプション

廃止リリース:v1.9

削除目標リリース:v1.11

以下の短縮オプションを廃止するため、長いオプションを使うべきです。

docker run -c (--cpu-shares)
docker build -c (--cpu-shares)
docker create -c (--cpu-shares)

ログ用のドライバを指定するタグ

廃止リリース:v1.9

削除目標リリース:v1.11

異なったログ保存用(ロギング)ドライバを横断して使えるよう、標準化するためにログのタグ機能が生まれました。ドライバを指定するタグのオプションは標準的な tag オプションが望ましくなるため、 syslog-taggelf-tagfluentd-tag は廃止されました。

docker --log-driver=syslog --log-opt tag="{{.ImageName}}/{{.Name}}/{{.ID}}"

内蔵 LXC 実行ドライバ

廃止リリース:v1.8

削除目標リリース:v1.10

外部で実装の内蔵(built-in)LXC 実行ドライバを廃止しました。lxc-conf フラグと API も削除予定です。

古いコマンドライン・オプション

廃止リリース:v1.8.0

削除目標リリース:v1.10

-d フラグと --daemondaemon サブコマンドに移行するため、廃止されます。

docker daemon -H ...

コマンドライン・オプションのうち、以下のシングル・ダッシュ( -opt )派生を廃止し、新しいダブル・ダッシュ( --opt )に変わります。

docker attach -nostdin
docker attach -sig-proxy
docker build -no-cache
docker build -rm
docker commit -author
docker commit -run
docker events -since
docker history -notrunc
docker images -notrunc
docker inspect -format
docker ps -beforeId
docker ps -notrunc
docker ps -sinceId
docker rm -link
docker run -cidfile
docker run -cpuset
docker run -dns
docker run -entrypoint
docker run -expose
docker run -link
docker run -lxc-conf
docker run -n
docker run -privileged
docker run -volumes-from
docker search -notrunc
docker search -stars
docker search -t
docker search -trusted
docker tag -force

以下のダブル・ダッシュのオプションは、置き換えずに廃止です。

docker run --networking
docker ps --since-id
docker ps --before-id
docker search --trusted

マウント割り当て用ホスト・パス喪失時の自動作成

廃止リリース:v1.9

削除目標リリース:v1.11

ボリューム docker run -v /host/path:/container/path をマウントするコンテナを作成時、/host/path が存在しなければ docker は自動的に作成していました。

ホスト・パス上のディレクトリ自動作成を廃止するので、パスが存在しなければエラーを表示します。

V1 レジストリとの通信

バージョン 1.9 にフラグ( --disable-legacy-registry=false )を追加しました。これは docker デーモンが v1 レジストリと pullpushlogin させないようにします。デフォルトは廃止された v1 プロトコルと通信しないよう無効化しています。

Docker Content Trust ENV パスフレーズの変数名を変更

廃止リリース:v1.9

削除目標リリース:v1.10

バージョン 1.9 における Docker Content Trust のオフライン鍵(Offline key)はルート鍵(Root key)に、タギング鍵(Tagging key)はリポジトリ鍵(Repository key)に名称変更されました。この名称変更により、関係する環境変数も変わります。

  • DOCKER_CONTENT_TRUST_OFFLINE_PASSPHRASE を DOCKER_CONTENT_TRUST_ROOT_PASSPHRASE に変更します
  • DOCKER_CONTENT_TRUST_TAGGING_PASSPHRASE を DOCKER_CONTENT_TRUST_REPOSITORY_PASSPHRASE に変更します。

参考

Deprecated Engine Features
https://docs.docker.com/engine/deprecated/