docker plugin create

説明

rootfs (ルート・ファイルシステム)と設定からプラグインを作成します。プラグインのデータディレクトリには、 config.json と rootfs ディレクトリが必須です。

【API 1.25+】このコマンドを使うには、クライアントとデーモン API の両方が、少なくとも 1.25 の必要があります。クライアントとデーモン API のバージョンを調べるには、 docker version コマンドを使います。

使い方

$ docker plugin create [OPTIONS] PLUGIN PLUGIN-DATA-DIR

補足説明

プラグインを作成します。プラグインを作成する前に、プラグインのルート・ファイルシステムだけでなく、 config.json の準備も必要です。

コマンドの使用例は、以下の 使用例のセクション をご覧ください。

オプション

名前, 省略形

デフォルト

説明

--compress

コンテクストを gzip で圧縮

使用例

以下の例は、サンプル plugin を作成する方法を示します。

$ ls -ls /home/pluginDir

total 4
4 -rw-r--r--  1 root root 431 Nov  7 01:40 config.json
0 drwxr-xr-x 19 root root 420 Nov  7 01:40 rootfs

$ docker plugin create plugin /home/pluginDir

plugin

$ docker plugin ls

ID              NAME            DESCRIPTION                  ENABLED
672d8144ec02    plugin:latest   A sample plugin for Docker   false

以降は、プラグインをローカルで有効化したり、パブリック・レジストリに送信可能になります。

親コマンド

コマンド

説明

docker plugin

プラグインを管理

関連コマンド

コマンド

説明

docker plugin create

rootfs と設定からプラグインを作成。プラグインのデータディレクトリには、 config.json と rootfs ディレクトリが必須

docker plugin disable

プラグインの無効化

docker plugin enable

プラグインの有効化

docker plugin inspect

1つまたは複数プラグインの詳細情報を表示

docker plugin install

プラグインをインストール

docker plugin ls

プラグイン一覧表示

docker plugin rm

1つまたは複数プラグインを削除

docker plugin set

プラグインの設定を変更

docker plugin upgrade

既存のプラグインを更新