警告
このコマンドは Docker 1.12 で導入された Swarm 管理機能の一部です。それと、変更は下位互換性を考慮していない可能性があります。
node ls¶
使い方: docker node ls [オプション]
swarm ノード一覧を表示
エイリアス:
ls, list
オプション:
-f, --filter value 指定した条件で出力をフィルタ
--help 使い方の表示
-q, --quiet ID のみ表示
Docker Swarm マネージャ自身が把握している全ノード一覧を表示します。 -f
か --filter
フラグを使い、フィルタできます。利用可能なフィルタの詳しいオプションについては、 フィルタリング のセクションをご覧ください。
出力例:
$ docker node ls
ID NAME STATUS AVAILABILITY MANAGER STATUS LEADER
0gac67oclbxq swarm-master Ready Active Reachable Yes
0pwvm3ve66q7 swarm-node-02 Ready Active
15xwihgw71aw * swarm-node-01 Ready Active Reachable
フィルタリング¶
フィルタリング・フラグ( -f
か --filter
)の書式は「キー=値」です。複数のフィルタを指定するには、複数回フラグを指定します(例: --filter "foo=bar" --filter "bif=baz"
)。
現時点で次のフィルタをサポートしています:
- 名前
- id
- ラベル
- 望ましい状態(desired_state)
name¶
name
フィルタは、タスク名の全てもしくは一部に一致します。
以下は swarm-master
文字列に一致するノードでフィルタします。
$ docker node ls -f name=swarm-master
ID NAME STATUS AVAILABILITY MANAGER STATUS LEADER
0gac67oclbxq * swarm-master Ready Active Reachable Yes
id¶
id
フィルタは、ノード ID の全てもしくは一部と一致します。
$ docker node ls -f id=0
ID NAME STATUS AVAILABILITY MANAGER STATUS LEADER
0gac67oclbxq * swarm-master Ready Active Reachable Yes
0pwvm3ve66q7 swarm-node-02 Ready Active
label¶
label
フィルタは、ラベル単体かラベルと名前に一致するタスクでフィルタします。
以下は何らかのラベルの値に一致するノードでフィルタします。
$ docker node ls -f "label=foo"
ID NAME STATUS AVAILABILITY MANAGER STATUS LEADER
15xwihgw71aw * swarm-node-01 Ready Active Reachable