docker save¶

説明 ¶

1つまたは複数のイメージを tar アーカイブに保存（デフォルトでは STDOUT にストリーミング）

使い方 ¶

$ docker save [OPTIONS] IMAGE [IMAGE...]

補足説明 ¶

tar 化されたリポジトリを、標準出力にストリーミングします。ここには全ての親レイヤが含まれ、全てのタグとバージョンだけでなく、 リポジトリ名:タグ が指定されれば、それぞれの引数に応じて出力します。

コマンドの使用例は、以下の使用例のセクションをご覧ください。

オプション ¶

名前, 省略形	デフォルト	説明
`--output` , `-o`		STDOUT の代わりにファイルに書き出し

使用例 ¶

`docker load` で利用できるバックアップを作成 ¶

$ docker save busybox > busybox.tar

$ ls -sh busybox.tar

2.7M busybox.tar

$ docker save --output busybox.tar busybox

$ ls -sh busybox.tar

2.7M busybox.tar

$ docker save -o fedora-all.tar fedora

$ docker save -o fedora-latest.tar fedora:latest

gzip を使って tar.gz ファイルにイメージを保存 ¶

$ docker save myimage:latest | gzip > myimage_latest.tar.gz

特定のタグを選択 ¶

イメージのリポジトリで、適切なタグの指定もできます。

$ docker save -o ubuntu.tar ubuntu:lucid ubuntu:saucy

親コマンド ¶

コマンド	説明
docker	Docker CLI の基本コマンド

参考

docker save: https://docs.docker.com/engine/reference/commandline/save/