volume ls

使い方: docker volume ls [オプション]

ボリュームの一覧

  -f, --filter=[]      次の状況に応じて出力フィルタ:
                       - dangling=<boolean> ボリュームが参照されているかどうか
                       - driver=<string> ボリュームのドライバ名
                       - name=<string> ボリューム名
  --help               使い方の表示
  -q, --quiet          ボリューム名のみ表示

Docker が把握している全てのボリュームを表示します。 -f--filter フラグを使ってフィルタできます。利用可能なフィルタ・オプションに関する情報は フィルタリング のセクションをご覧ください。

出力例:

$ docker volume create --name rose
rose
$docker volume create --name tyler
tyler
$ docker volume ls
DRIVER              VOLUME NAME
local               rose
local               tyler

フィルタリング

フィルタリング・フラグ( -f--filter )は「key=value」の形式です。フィルタが複数ある場合は、複数回指定します(例: --filter "foo=bar" --filter "bif=baz" )。

現時点でサポートしているフィルタ:

  • ダングリング(ブール値 - true か false か 0 か 1 )
  • ドライバ(ボリュームのドライバ名)
  • 名前(ボリューム名)

ダングリング

dangling フィルタはコンテナから参照されていない(dangling=宙ぶらりんな)ボリュームに一致します。

$ docker run -d  -v tyler:/tmpwork  busybox
f86a7dd02898067079c99ceacd810149060a70528eff3754d0b0f1a93bd0af18
$ docker volume ls -f dangling=true
DRIVER              VOLUME NAME
local               rosemary

ドライバ

driver フィルタはボリュームのドライバ名の全てまたは一部に一致します。

以下のフィルタはドライバ名に local 文字列を含む全てのボリュームを表示します。

$ docker volume ls -f driver=local
DRIVER              VOLUME NAME
local               rosemary
local               tyler

名前

name フィルタはボリューム名の全てまたは一部に一致します。

以下のフィルタはボリューム名に rose 文字列を含む全てのボリュームを表示します。

$ docker volume ls -f name=rose
DRIVER              VOLUME NAME
local               rosemary