docker stack ls¶
説明¶
スタックを一覧表示します。
【API 1.25+】このコマンドを使うには、クライアントとデーモン API の両方が、少なくとも 1.25 の必要があります。クライアントとデーモン API のバージョンを調べるには、 docker version
コマンドを使います。
使い方¶
$ docker stack ls [OPTIONS]
補足説明¶
スタックを一覧表示します。
注釈
これはクラスタ管理コマンドであり、 swarm manager ノードで実行する必要があります。manager と worker について学ぶには、ドキュメント内の Swarm モードのセクション を参照ください。
コマンドの使用例は、以下の 使用例のセクション をご覧ください。
オプション¶
使用例¶
以下のコマンドは、全てのスタックと追加情報を表示します。
$ docker stack ls
ID SERVICES ORCHESTRATOR
myapp 2 Kubernetes
vossibility-stack 6 Swarm
表示形式¶
出力形式のオプション( --format
)は Go テンプレートを用いて出力を調整し、表示を整えます。
有効な Go テンプレートの placeholder は以下の通りです。
placeholder |
説明 |
---|---|
|
スタック名 |
|
サービス数 |
|
オーケストレータ名 |
|
名前空間 |
--format
オプションを使うと、 stack ls
コマンドはテンプレート宣言通りに正確にデータを出力するか、 table
ディレクティブによってヘッダ列も同様に表示するかのいずれかです。
以下の例では、ヘッダのないテンプレートを使いますが、全てのイメージに対して Name
と Services
の項目をコロン :
で分けて表示します。
$ docker stack ls --format "{{.Name}}: {{.Services}}"
web-server: 1
web-cache: 4
親コマンド¶
コマンド |
説明 |
---|---|
Docker stack を管理 |
関連コマンド¶
コマンド |
説明 |
---|---|
新しいスタックをデプロイするか、既存のスタックを更新 |
|
スタックを一覧表示 |
|
スタック内のタスクを一覧表示 |
|
1つまたは複数スタックを削除 |
|
タスク内のサービスを一覧表示 |
参考