docker volume inspect

説明

1つまたは複数ボリュームの詳細情報を表示します。

【API 1.21+】このコマンドを使うには、クライアントとデーモン API の両方が、少なくとも 1.25 の必要があります。クライアントとデーモン API のバージョンを調べるには、 docker version コマンドを使います。

使い方

$ docker volume inspect [OPTIONS] VOLUME [VOLUME...]

補足説明

ボリュームに関する情報を返します。デフォルトでは、コマンドは JSON 配列の形式です。実行テンプレートを個々に指定し、別のフォーマットを指定できます。Go 言語の text/template パッケージに、フォーマットの詳細に関する全てが記述されています。

コマンドの使用例は、以下の 使用例のセクション をご覧ください。

オプション

名前, 省略形

デフォルト

説明

--format , -f

指定した Go テンプレートを使って出力を整形

使用例

$ docker volume create myvolume

myvolume

次の例は、 JSON 形式の出力です。

[
  {
    "CreatedAt": "2020-04-19T11:00:21Z",
    "Driver": "local",
    "Labels": {},
    "Mountpoint": "/var/lib/docker/volumes/8140a838303144125b4f54653b47ede0486282c623c3551fbc7f390cdc3e9cf5/_data",
    "Name": "myvolume",
    "Options": {},
    "Scope": "local"
  }
]

--format フラグを使うと、 Go テンプレートを使ってアウトプットを整形します。たとえば、 Mountpoint プロパティを表示します。

$ docker volume inspect --format '{{ .Mountpoint }}' myvolume

/var/lib/docker/volumes/myvolume/_data

親コマンド

コマンド

説明

docker

ボリュームを管理

関連コマンド

コマンド

説明

docker volume create

ボリュームの作成

docker volume inspect

1つまたは複数ボリュームの詳細情報を表示

docker volume ls

ボリューム一覧表示

docker volume prune

使用していないローカルボリュームを削除

docker volume rm

1つまたは複数ボリュームを削除