docker compose rm

説明

停止済みのサービス・コンテナを削除します。

使い方

$ docker compose rm [SERVICE...]

補足説明

停止済みサービス・コンテナを削除します。

デフォルトでは、コンテナにアタッチされた匿名ボリュームを削除しません。これは -v で上書きできます。ボリューム一覧を表示するには、 docker volume ls を使います。

ボリュームに入っていないデータは消失します。

オプションをつけずにコマンドを実行すると、 docker compose run によって作成された一回限りのコンテナも削除します。

$ docker compose rm
Going to remove djangoquickstart_web_run_1
Are you sure? [yN] y
Removing djangoquickstart_web_run_1 ... done

オプション

名前, 省略形

デフォルト

説明

--all , -a

非推奨 - 何もしない

--force , -f

削除の確認をしない

--stop , -s

削除する前に、必要があればコンテナを停止

--volumes , -v

コンテナにアタッチしている、あらゆる匿名ボリュームを削除

親コマンド

コマンド

説明

docker

Docker CLI のベースコマンド。

関連コマンド

コマンド

説明

docker compose build

サービスの構築もしくは再構築

docker compose convert

compose ファイルをプラットフォーム固有の形式に変換

docker compose cp

サービス・コンテナとローカル・ファイルシステム間でファイルやフォルダをコピー

docker compose create

サービス用のコンテナを作成

docker compose down

コンテナやネットワークの停止と削除

docker compose events

コンテナからリアルタイムにイベントを受信

docker compose exec

実行中のコンテナ内でコマンドを実行

docker compose images

作成したコンテナが使っているイメージを一覧表示

docker compose kill

サービスコンテナを強制停止

docker compose logs

コンテナからの出力を表示

docker compose ls

実行中の compose プロジェクトを一覧表示

docker compose pause

サービスの一時停止

docker compose port

ポートを確保している公開ポートを表示

docker compose ps

コンテナを一覧表示

docker compose pull

サービスのイメージを取得

docker compose push

サービスのイメージを送信

docker compose restart

コンテナの再起動

docker compose rm

停止済みのサービス・コンテナを削除

docker compose run

サービスを一度限りのコマンドとして実行

docker compose start

サービスの開始

docker compose stop

サービスの停止

docker compose top

実行中のプロセスを表示

docker compose unpause

サービスの一時停止を解除

docker compose up

コンテナの作成と開始