. -- coding: utf-8 -- .. https://docs.docker.com/machine/drivers/openstack/ .. doc version: 1.9 .. check date: 2016/01/25 .. —————————————————————————–

OpenStack

OpenStack 上にマシンを作成します。

必須オプション:

  • --openstack-auth-url : Keystone サービス・ベース URL。
  • --openstack-flavor-id または --openstack-flavor-name : マシンとして使用する flavor の指定。
  • --openstack-image-id または --openstack-image-name : マシンとして使用するイメージの指定。

オプション:

  • --openstack-active-timeout : OpenStack インスタンスがアクティブになるまでの、タイムアウトの秒数を指定。
  • --openstack-availability-zone : サーバを起動する availability zone の指定。
  • --openstack-domain-name or --openstack-domain-id : 認証に使うドメイン名の指定(Keystone v3 のみ)
  • --openstack-endpoint-type : エンドポイント・タイプとして internalURLpublicURL 上の adminURL を指定します。OpenStack サービス・カタログ上で適切なドライバを選択すると便利です。指定しなければ、デフォルトの ID publicURL が指定されます。
  • --openstack-floatingip-pool : マシンに割り当てるパブリック IP に使用するための IP プールを指定。IP アドレスが作成されていてもマシンに割り当てられていなければ、マシン用に割り当てる。割り当て可能な IP アドレスが無ければ、新しく作成してマシンに割り当てる。
  • --openstack-insecure : OpenStack ドライバが「insecure(非安全)」SSL (https)リクエストを処理できるのを明示します。サーバの証明書において証明書の権限を確認しません。このオプションは注意を払って遣うべきです。
  • --openstack-ip-version : IPv4 か IPv6 アドレスのどちらかのバージョンを選びます。何も指定されなければ、 4 が使われます。
  • --openstack-net-name または --openstack-net-id : マシンに接続するプライベートなネットワークを指定します。OpenStack プロジェクトにプライベート・ネットワークがあれば、自動的に使われます。
  • --openstack-password : ユーザ・パスワード。環境変数 OS_PASSWORD が設定されれば、そちらから流用します。
  • --openstack-region : 実行するリージョンを指定します。OpenStack 上に1つのリージョンしかなければ、そちらを使います。
  • --openstack-sec-groups : OpenStack 上でセキュリティ・グループが利用可能であれば、マシンが使う環境をカンマ区切りで指定できる(例: secgrp001,secgrp002 )。
  • --openstack-username : 認証時に識別するユーザ名。
  • --openstack-ssh-port : マシン上の SSH サーバがデフォルトのポートをリッスンしないとき、SSH ポート番号を指定。
  • --openstack-ssh-user : SSH でマシンに入るユーザ名を指定。指定されなければ、 root が使われる。
  • --openstack-tenant-name または --openstack-tenant-id : マシンを作成するテナントを指定。

利用可能な環境変数とデフォルト値は以下の通りです。

コマンドライン・オプション 環境変数 デフォルト値
--openstack-active-timeout OS_ACTIVE_TIMEOUT 200
--openstack-auth-url OS_AUTH_URL
--openstack-availability-zone OS_AVAILABILITY_ZONE
--openstack-domain-id OS_DOMAIN_ID
--openstack-domain-name OS_DOMAIN_NAME
--openstack-endpoint-type OS_ENDPOINT_TYPE publicURL
--openstack-flavor-id OS_FLAVOR_ID
--openstack-flavor-name OS_FLAVOR_NAME
--openstack-floatingip-pool OS_FLOATINGIP_POOL
--openstack-image-id OS_IMAGE_ID
--openstack-image-name OS_IMAGE_NAME
--openstack-insecure OS_INSECURE false
--openstack-ip-version OS_IP_VERSION 4
--openstack-net-id OS_NETWORK_ID
--openstack-net-name OS_NETWORK_NAME
--openstack-password OS_PASSWORD
--openstack-region OS_REGION_NAME
--openstack-sec-groups OS_SECURITY_GROUPS
--openstack-ssh-port OS_SSH_PORT 22
--openstack-ssh-user OS_SSH_USER root
--openstack-tenant-id OS_TENANT_ID
--openstack-tenant-name OS_TENANT_NAME
--openstack-username OS_USERNAME