Logentries ロギング・ドライバ

logentries ロギング・ドライバは、コンテナのログを Logentries サーバに送信します。

使い方

複数のオプションをサポートしているため、必要があれば --log-opt を何度も指定します。

  • logentries-token :logentries ログセットのトークンを指定
  • line-only :raw ペイロードのみ送信

Docker デーモンに対して --log-driver オプションを指定し、デフォルトのロギング・ドライバを指定します。

$ dockerd --log-driver=logentries

特定のコンテナに対してロギング・ドライバを指定するには、 docker run 時に --log-driver オプションを付けます。

$ docker run --log-driver=logentries ...

このロギング・ドライバを使う前に、Logentries ウェブインターフェースで新しいログセットを作成し、Docker に対してログセットのトークンを渡します。

$ docker run --log-driver=logentries --log-opt logentries-token=abcd1234-12ab-34cd-5678-0123456789ab

オプション

ユーザは --log-opt NAME=VALUE フラグを使い、Logentries ロギング・ドライバの追加オプションを指定できます。

logentries-token

logentries トライバが機能するよう、ログセットのトークンを指定する必要があります。

$ docker run --log-driver=logentries --log-opt logentries-token=abcd1234-12ab-34cd-5678-0123456789ab

line-only

ログメッセージをコンテナ内のデータにラップするか(デフォルト)、raw ログ行を送信するか指定します。

$ docker run --log-driver=logentries --log-opt logentries-token=abcd1234-12ab-34cd-5678-0123456789ab --log-opt line-only=true