Containers(コンテナ) を見渡す

Containers は全ての実行中のコンテナとアプリケーションの一覧を表示します。一覧に表示するには、コンテナ化アプリケーションが実行中もしくは停止中の必要があります。

コンテナ操作

あらゆるコンテナを探すには、 Search 部分を使います。

Containers の表示からは、一つまたは複数のコンテナに対し、以下の処理を同時に行えます。

  • Pause (一次停止)

  • Resume (再開)

  • Stop (停止)

  • Start (起動)

  • Delete (削除)

個々のコンテナの上にマウスカーソルを移動すると、以下も行えます:

  • Open in Visual Studio Code は VS Code でアプリケーションを開きます。

  • コンテナが公開しているポートをブラウザで開きます。

統合ターミナル(integrated terminal)

「integrated terminal」のオプションを開くと、実行中のコンテナに対して Docker Deksop 内で直接操作できます。これにより、コンテナ内で素早くコマンドを実行できるようになるため、何らかの以上が発生した場合、現在の状況を理解したり、デバッグするのに役立ちます。

統合ターミナルの使用とは、 docker exec -it <container-id> /bin/shdocker exec -it <container-id> cmd.exe を実行するのと同じです。Windows コンテナーを使用中の場合は、外部のターミナルになります。また、

  • イメージの Dockerfile からコンテナを実行する場合、デフォルトのユーザを自動的に検出します。指定がない場合、デフォルトは root になります。

  • Docker ダッシュボードで別の場所に移動した後に戻っても、セッションは継続しています。

  • コピー、ペースト、検索、セッションのクリアをサポートします。

統合ターミナルを開くには、実行中のコンテナの上にマウスを移動し、 Show container actions (コンテナの処理を表示)面y-を選びます。ドロップダウンメニューから、 Open in terminal (ターミナルで開く)を選びます。

外部のターミナルを使うには、設定を変更します。

コンテナを 調べる(inspect)

コンテナ名をクリックすると、対象となるコンテナの詳細情報を得られます。

コンテナの表示画面では、 LogsInspectStats タブが表示され、クイック アクション ボタンから様々な処理が行えます。

  • Logs をクリックすると、コンテナからのログを表示します。また、次のことも出来ます:

    • Cmd + f / Ctrl +f を使うと、検索バーが開き、入力した項目を検索できます。検索結果に一致すると、黄色でハイライトします。

    • EnterShift + Enter で検索結果に一致する場所を前後にジャンプします。

    • 右上の角にある Copy アイコンを使うと、全てのログをクリップボードにコピーします。

    • ログの中で数行または一部をハイライトすると、ログの内容を自動的にコピーします。

    • 右上の角にある Clear terminal アイコンを使うと、ログのターミナルをクリアします。

    • ログの中に外部リンクがある場合は、選択して表示します。

  • Inspect をクリックすると、コンテナに関する低レベルの情報を表示します。ローカルのパス、イメージのバージョン番号、SHA-256、ポート割り当て、その他の詳細を表示できます。

  • Stats をクリックすると、コンテナのリソース使用状況についての情報を表示します。コンテナによって使われる CPU 、ディスク I/O 、メモリ、ネットワーク I/O の量を確認できます。