network connect

Usage:  docker network connect [OPTIONS] NETWORK CONTAINER

Connects a container to a network

  --help=false       Print usage

実行中のコンテナをネットワークに接続(connect)します。接続はコンテナ名か ID で行えます。一度接続すると、コンテナは同じネットワーク上の他のコンテナと通信できます。

$ docker network connect multi-host-network container1

あるいは、 docker run --net=<ネットワーク名> オプションを使うと、コンテナ起動時に、ただちにネットワークに接続します。

$ docker run -itd --net=multi-host-network busybox

コンテナを中断(pause)・再起動・停止しても、ネットワークに接続したままです。中断したコンテナはネットワークに接続しつづけており、 network inspect で確認できます。コンテナを停止(stop)すると、再起動するまではネットワーク上に表示されません。停止していたコンテナが再起動時、同じネットワークに参加しても IP アドレスが同じになる保証はありません。

コンテナがどこに接続しているかを確認するには、 docker network inspect コマンドを使います。 docker network disconnect はコンテナをネットワークから切り離します。

ネットワークに接続すると、コンテナは他のコンテナの IP アドレスや名前を使って通信できるようになります。 overlay ネットワークやカスタム・プラグインは複数のホスト間の接続性(multi-host connectivity)をサポートしています。コンテナは同じマルチホスト・ネットワーク上で接続できるだけではありません。異なったエンジンによって起動されていたとしても、同様に通信できます。

コンテナは複数のネットワークにも接続できます。ネットワークは同じ種類でなくても構いません。例えば、コンテナ・ブリッジとオーバレイ・ネットワークの両方に接続できます。