volume create¶
Usage: docker volume create [OPTIONS]
Create a volume
-d, --driver=local Specify volume driver name
--help=false Print usage
--name= Specify volume name
-o, --opt=map[] Set driver specific options
コンテナが利用し、データを保管するための新しいボリュームを作成します。名前を指定しなければ、 Docker はランダムな名称を生成します。ボリュームを作成し、コンテナが使えるようにするには、次の例のように実行します。
$ docker volume create --name hello
hello
$ docker run -d -v hello:/world busybox ls /world
これはコンテナ内の /world
ディレクトリにマウントが作成されます。Docker はコンテナ内のマウントポイントに、相対パスの指定をサポートしません。
複数のコンテナが同時に同じボリュームを利用できます。2つのコンテナが共有データにアクセスする場合に便利です。例えば、一方のコンテナがデータを書き込み、もう一方がデータを読み込めます。
ボリューム名はドライバ間でユニークである必要があります。つまり2つの異なったドライバで、同じボリューム名を使うことはできません。実行しようとしても、 docker
はエラーを返します。
A volume named %s already exists with the %s driver. Choose a different volume name.
現在のドライバが既に使用しているボリューム名を指定する場合は、Docker は既存のボリュームを再利用するとみなし、エラーを返しません。
ドライバ固有のオプション¶
ボリューム・ドライバによっては、ボリューム作成のカスタマイズのためにオプションが使えます。 -o
か --opt
フラグでドライバにオプションを渡します。
$ docker volume create --driver fake --opt tardis=blue --opt timey=wimey
これらのオプションは各ボリューム・ドライバに直接渡されます。オプションはボリューム・ドライバごとに別々の動作をします(あるいは何もしないかもしれません)。
注釈
内蔵の local
ボリューム・ドライバは、現時点ではオプションを受け付けません。