docker buildx inspect¶
使用例¶
調査前にビルダが実行中かどうか確認(--bootstrap)¶
--bootstrap
オプションを使い、ビルダ対象を調査する前に、実行チュかどうかを確認します。もしもドライバが docker-container
の場合は、 --bootstrap
は buildkit コンテナを起動し、処理を始めるまで待機します。構築にあたり、起動処理は自動的に行われますので、必須ではありません。関連するビルダ・ノードが動作している間( buildx ls
で表示)、同じ BuildKit コンテナが使われます。
builder 対象の設定を上書き (--builder)¶
buildx --builder
と同じです。
ビルダ・インスタンスの情報を取得¶
デフォルトでは、 inspect
は現在のビルダに関する情報を表示します。指定したビルダ名に関する情報を取得し、表示します。以下の例は、 elated_tesla
という名前のビルダー・インスタンスの情報を表示します。
$ docker buildx inspect elated_tesla
Name: elated_tesla
Driver: docker-container
Nodes:
Name: elated_tesla0
Endpoint: unix:///var/run/docker.sock
Status: running
Platforms: linux/amd64
Name: elated_tesla1
Endpoint: ssh://ubuntu@1.2.3.4
Status: running
Platforms: linux/arm64, linux/arm/v7, linux/arm/v6
関連コマンド¶
コマンド |
説明 |
---|---|
ファイルから構築 |
|
構築開始 |
|
新しいビルダー・インスタンスを作成 |
|
ディスク使用量 |
|
レジストリにあるイメージを操作するコマンド |
|
現在のビルダー・インスタンスを調査 |
|
ビルダー・インスタンス一覧 |
|
構築キャッシュの削除 |
|
ビルダー・インスタンスの削除 |
|
ビルダー・インスタンスの停止 |
|
現在のビルダー・インスタンスを設定 |
|
buildx バージョン情報を表示 |
参考
- docker buildx inspect
https://docs.docker.com/engine/reference/commandline/buildx_inspect/